本文へスキップ
JAPANESE
MOTORCYCLE ARCHIVE
JA/EN
ヤマハコミュニケーションプラザに展示された1974年型ヤマハ YZ250

STORIES / 04

BornfromRacing.

レーサーレプリカの時代

写真: Rainmaker47 / CC BY-SA 4.0

STORY 04

レースマシンの姿と技術を公道へ。1980〜90年代のレーサーレプリカ文化を、市販車と競技車を区別しながら辿る。

フルカウル、アルミフレーム、水冷エンジン。レーサーレプリカは、サーキットの技術を一般のライダーの手に届けた。

本アーカイブでは、市販のレプリカモデルと競技専用車両を明確に分けて掲載する。

この特集の車両

7

ヤマハコミュニケーションプラザに展示された1974年型ヤマハ YZ250

YAMAHA

ヤマハ YZ250

1974
モトクロス

1973年のモトクロス世界選手権と全日本モトクロス選手権でタイトルを獲得したワークスマシンYZM250(0W12)の市販レプリカ。モノクロスサスペンションを初めて装備した市販モデルで、「YZ250M」とも呼ばれた競技専用車。空冷2ストローク単気筒246cm³、5速。

2023年グリニッジ・コンクール・デレガンスに展示された1980年型RG500(マークV)の左前方

SUZUKI

スズキ RG500(GPレーサー)

1974
レーシングマシン

500ccクラスの世界GPに参戦するためスズキが開発したロードレーサー。1960年代のGP活動で培ったスクエアフォー2ストロークを採用し、設計はMakoto Hase。1974年のフランスGPで初戦2位、1975年のダッチTTで初優勝を挙げた。

ホンダコレクションホールに展示されたスズキ RG250Γ

SUZUKI

スズキ RG250Γ

1983
レーサーレプリカ

1983年3月発売の250cc水冷2サイクル並列2気筒スポーツ。ハーフカウル、アルミ角パイプ製ダブルクレードルフレーム、フルフローターサスペンション、16インチの前輪を備え、乾燥重量131kgに最高出力45PS。スズキはレーサーレプリカ全盛時代の先駆と位置づける一台。

1986年型ヤマハ TZR250(1KT)

YAMAHA

ヤマハ TZR250

1985
レーサーレプリカ

ロードレースで培った技術を全面的に投入した1985年のレーサーレプリカ。水冷2ストローク直列2気筒249cm³にはYZR500譲りのクランク室リードバルブ吸気を採用。軽量・高剛性のアルミ製デルタボックスフレーム、前後17インチホイール、大径フローティングディスクを装備。

イベント会場に展示されたスズキ RG500Γ

SUZUKI

スズキ RG500Γ

1985
レーサーレプリカ

500ccクラスのGPワークスレーサー「RGΓ」の技術を採り入れた公道モデル。4気筒を正方形に配した水冷2サイクル・スクエアフォーとロータリーバルブを、エアクリーナー内蔵のアルミ合金製ボックス型フレームに搭載。国内仕様は最高出力64PS、乾燥重量156kg。

スズキ歴史館に展示された1985年型スズキ GSX-R750

SUZUKI

スズキ GSX-R750(初代)

1985
スーパースポーツ

耐久レースで活躍したワークスマシンの成果を集約した750ccスポーツ。エアロフルカウルをまとい、1984年のケルンショーで国際デビュー。油冷システムSACSを採用したDOHC4バルブ直列4気筒と、重量8.1kgのアルミ合金製フレームにより乾燥重量179kgを実現した。

ヤマハコミュニケーションプラザに展示された1995年型ヤマハ YZR500(0WF9)

YAMAHA

ヤマハ YZR500(0WF9)

1994
レーシングマシン

1994年から1995年にかけて使用されたGP500ファクトリーマシン。前年型からフレーム材を変更して剛性バランスを最適化し、エアインテークをカウル内側へ移して空力特性も改善。95年型では走行風を利用してエアボックスを加圧する技術を採用。水冷2ストロークV型4気筒499cm³、6速。